パーフェクトプロポーズ/鶴亀まよ  ネタバレ・感想

感動BL

【 パーフェクトプロポーズ  】鶴亀まよ

おしゃべりする ごはんを食べる 眠る 一緒にいる
あたり前のことが最高のしあわせ



疲れ切った社畜リーマン × ふところ深いクールガイ
10年ぶりの再会 幼なじみカップルのご紹介です♡
ほしか
ほしか

トドメさされるセリフが目白押し
ふたりのやり取りがクスっと笑わせる♪

こんな方におススメ♪

  • 静かに流れる時間…あふれる愛情に胸を熱くしたい
  • 押しの強さに慌てふためくドタバタ感に胸キュンしたい♡
  • 心に沁みる感動を味わいたい

えっち度
1.0

おおまかなあらすじ

日々仕事に忙殺され疲れ切ったサラリーマン渡浩国わたりひろくにのもとに
子供のころ婚約したという深谷甲斐ふかやかいが突然姿をあらわす

ランドセルを背負ってた頃とは風貌が様変わりした甲斐に戸惑う浩国

甲斐は今は住むところが無くて困っているという

何年も会っていなかった幼なじみ
しかもゲイだと言う

不憫には思うが同居なんてとんでもない
断る方向に舵を切る浩国

だが先手を打って実家から浩国の部屋の鍵を預かってきていた甲斐

振り切ることもできず
貞操の危機を感じながらも甲斐を泊まらせる


今日も上司の無茶ぶりで
てっぺんまわった頃に帰途につく浩国

疲れ切った体と心

食事をする気力もないまま家に着くと
甲斐が手作りの食事を用意してくれていた

ほんのりと心があたたかくなる浩国

甲斐のこれまでの話を聞くと
親のふがいなさからいろいろ苦労してきたらしい

浩国のもとへ来たのは中学卒業後から住み込みで世話になっている
定食屋のおやじさんが入院してしまったため

家主不在の家にひとりで居座れないという理由のホームレス状態だった

浩国は甲斐の思いを察し、晩ごはんを作ることと
おやじさんの回復までを条件にしばらくの居候を認める

「やっぱりヒロは変わらない・・・」
つぶやく甲斐


嫌々ながら始めた同居っだったが
ふたりで過ごす日常は思いのほか心地よく、おだやかな日常を過ごす

そんな中、浩国自身が決めた同居解消の期限が迫る・・・

感動ポイント

毎日の忙しさに心が殺されていることに気が付かず
いつの間にか生活することに無感動になってしまっていた

そんなヒロが甲斐くんと再び出会えたことで
人生が良い方向に向かって進み始める

穏やかにあたたかく流れる空気感にじんわり感動します

寡黙でクールな甲斐くん
凪いだような空気感を持つスパダリ具合がとてもかっこいいです

だけどこれまでの境遇で今の彼が形作られたのだと思うと
胸をギュっと掴まれるような感覚で切なくもありました

えっちは少な目です

だけど甲斐くんがヒロを求める感情が伝わってくるとキュンとします
ちょっとのキスシーンでもドキドキしちゃう♡

無理強いしないだけどキッパリ、ハッキリ
「○○」なんて言っちゃう俺様的言動がステキ〜♡なんです

朝起きて、仕事して、ごはんを食べて、眠る
一緒に・・・

そんなあたり前のことが幸せなんだな~と
しみじみ感じさせてくれるお話です

試し読みはこちら♪

パーフェクトプロポーズ→試し読み♪
 

 

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