【 ギヴン 1巻 】キヅナツキ
過去の苦しさを乗り越え
新しい感動に出会う
高校生の同級生カップルのご紹介です♡
悦びや歓喜、悲しさやつらさ、
様々な感動を経験しながら
お互いが傷つけ傷つけ合いながらも
音楽を表現していく姿に何度も胸が震えます
こんな方におススメ♪
- バンドもの大好き
- 胸がせつなく熱く締め付けられる感動を味わいたい
- ストーリーや心理描写が秀逸
- えっち度低めでBL初心者向け
えっち度
おおまかなあらすじ
高校生ながらスゴ腕のギターリスト上ノ山立夏(うえのやまりつか)は今日も授業をさぼって昼寝をしようとお気に入りの穴場へ向かう
そこにはギターを抱え気持ちよさそうに眠る先客がいた
むくりと起き上がった彼は隣のクラスの謎めいたかわいい系男子 佐藤真冬(さとうまふゆ)
せっかくの昼寝タイムをゆっくり過ごすつもりだったのに真冬の持つギターの弦が錆て切れてしまっているのが気になり、つい声をかけてしまう立夏
「これ、なおる? すぐ、なおる?」
キラキラな瞳で問い続ける真冬
すぐになおせるけどめんどくさいし昼寝したい立夏
すぐにはなおせないとなってしょげかえる真冬。。。
だァーッゔぜぇ!!!
しょげる真冬を横に弦をなおす立夏
そして、鳴らしたコードがいけなかった。。。
真冬の表情が一変し「それの弾き方を教えてください!ギターを教えてください!」攻撃がはじまる
どうしても真冬を振り切ることができなかった立夏は自分のバンドの見学を許す
強面イケメンドラマー梶秋彦(かじあきひこ)
みんなの優しいお兄ちゃんでリーダー役のベース中山春樹(なかやまはるき)
3人の演奏をキラキラした瞳で見つめる真冬
やはり真冬の教えて攻撃は止まず、自分には一から教えるのは荷が重いと断る立夏
断ったものの真冬の真剣さや熱意はギターを始めた頃の自分の感情を思い出させ気になって仕方ない
紆余曲折あり、立夏の心を動かす真冬のちょい爆弾発言により立夏は真冬の面倒をみることに
でもどうしても真冬の音楽への動機と初心者には似つかわしくないギターの違和感がぬぐえない
ある日、いつものお昼寝場所で真冬のことをいろいろ聞き出す立夏
意思疎通ができているのか否か。。。
よくわからないが脳内でよく流れる曲があると言って真冬が歌い始めた...
瞬間、空気が震える、ぞわっとした感情に襲われる立夏
立夏は自分たちのバントに入らないかと誘うが真冬は断る
???なんで???イミわかんねぇ
真冬の歌声をあきらめることができず今度は立夏が真冬を追いかける
実は真冬にはギターを持つ、持っていなければならない壮絶な過去があった
感動ポイント
物語のはじめからグイグイ引き込まれます
真冬が撫でくりまわしたいくらいかわいいし
悪態をつきながらもなんだかんだと真冬の世話をやく立夏のおかん気質もいい
テンポもいいし、どのキャラクターも個性的で魅力たっぷり
クスッと笑わすタイミングや、じんわり高まっていく感情の表現力がすごい!
物語が進むにつれてそれぞれが持つ気持ちに振り回されていき、感情移入しちゃうとつらくてせつなくてたまりません
何度涙を流したことが…
彼らの音楽が聴きたくなります
音楽の事がわからなくても読んでいると奏でる事の感動を一緒に味わうことができます
試し読みはこちら♪
・アニメ化
・ドラマ化
・映画化
勢いがとどまることを知らない大人気作品です
物語はどんどんシリアスに感動的になります
秋彦と春樹の関係も変わってきて…要チェックです!