とろけて開いて/しゅがーぺろぺろ ネタバレ・感想

溺愛BL

【 とろけて開いて 】しゅがーぺろぺろ

溺愛ゆえの傍若無人ぶり
清楚な受けのとろけた表情に大興奮

暴君ポルノ作家 × 快楽に弱い編集
カップルのご紹介です♡
ほしか

すれ違う長年の想いがもどかしい

濃厚えっちが官能的♡

こんな方におススメ♪

  • 俺様攻めの濃厚えっちに興奮したい
  • すれ違いう両想いにじらされたい
  • 健気な受けのグズグズぶりに昂ぶりたい

えっち度
5.0

おおまかなあらすじ

勤めていた会社が倒産して無職となっていた夏目貴文(なつめたかふみ)は
幼なじみが勤める出版会社で編集の仕事をしないかと誘われるが戸惑っていた

夏目は高校生のころ、大好きな作家 武田治(たけだおさむ)に文通をとおして「私の編集になって一緒に純文学の頂点を目指せたら…」と言われ、編集者になる夢を持ち続けていた

陶酔している作家にそう言われ、武田も自分と同じ夢を抱いてくれていると信じて疑わないまま彼のサイン会に赴いたが
夏目は武田に気づいてもらえず夢が破れたことを思い知らされ編集者をあきらめることになった

そんなトラウマから戸惑っていたのだが、幼なじみの懇願をうけて出版会社で働くことに

しかし配属されたのは官能小説部門

しかも任された作家は、担当者が一週間も持たず辞めてしまうという厄介な人気作家
嶽本龍之介(ごくもとりゅうのすけ)

編集長から作家に意見をしなくていいから原稿だけ取ってくるように それが仕事と言われ、しぶしぶ従う夏目

まずは担当が変わった挨拶だけ行ってくるように言われ、その途中の電車の中で嶽本の小説を読む

はじめての官能小説…こんな…照…電車の中で読めない…照…
だけどこの文章、あの人(武田)の筆致と似てる気がする…

挨拶しに行ったら武田本人だった

驚く夏目はきっと僕のことは覚えていないだろうと咄嗟に噓をつく
「はじめまして…」

チラリと不振顔の嶽本

嶽本は新米が編集なんて務まるのかと夏目をあおる

あおられた夏目はつい言ってしまった

「あなた純文学はどうしたんですか?
官能小説にこだわりがないのならまた純文学を書いて欲しいです」

あれほど編集長から意見はするなと言われていたのに…

生意気な、と切り返す嶽本

「お前後ろ使ったことあるか?だからアナルセックスだよ」

驚く夏目

嶽本は交換条件として、官能小説の原稿を取り立ててみろという

その原稿は嶽本の処女作で未発表であるがためにどこの出版社でも飛びつきたいくらいの代物
だが初めて書いた官能小説だから納得のいく描写ができていない
だからリアリティ追及のためお前の身体を差し出せ
この小説を完成させることがお前の初仕事だ、と

そしてこの作品を最後まで担当できたら、もう一度純文学の執筆を考えないでもないと

無茶苦茶だと思う夏目

だけど、かつての憧れが夏目を動かしこの交換条件をのむ

ここから嶽本の書く処女開発の小説に合わせて夏目自身も開発され快楽を教え込まれる日々が始まる

感動ポイント

絵がキレイな上、官能小説がベースの描写なのでえっち度がすごい!!

色気が漂っているし、グズグズにされてトロトロになっちゃう夏目の表情がたまらないです

ピュアさと清楚さが逆に官能的でえっち過ぎました♡

武田先生が萌えちゃうのも無理はない
私も萌えた!

女性っぽい受けが好きな方ならぜったいおすすめです

えっちが、もう、すごくて。。。

っとこっちの感想が先行してしまうけど

お互い一度あきらめたはずの恋心が10年越しに成就する
恐ろしいほど純愛一途の感動作でした

切なさもすばらしいスパイスとなって作品を盛り上げています

読み応えたっぷりでした♪

表題作の他にサラリーマン同士のお話もあります
「社畜Mの不埒な残業」
個別に電子書籍で販売しているお話です

こちらでこの本一冊購入で両方読めちゃうのもラッキーです

試し読みはこちら♪

続編も出ています。
お互いの溺愛ぶりに磨きかかっています♪