東京ー四季ー下/ハル　ネタバレ・感想

【　東京ー四季ー下　】ハル

可愛い…お前が…
ばかばかしい感情に支配される

本気にならない男前トップクリエーター　×　ハンサムエリートな童貞
カップルのご紹介です♡

ほしか

純粋な気持ちが胸を打つ
掴んだ恋心をあきらめられない

えっち度
3.0

東京ー夏―

イケメンゲイの八神龍之介やがみりゅうのすけは夏が嫌いだ

エアコンが彼の極度の頭痛持ちを悪化させるため夏に男をつくることはしなかった

しかしこの夏、つい、セフレにしてしまった
真夏でもピシッとスーツを着こなす凛としたたたずまいの男

名前も仕事も彼のことはなにもわからない

知ってしまったら終わるとき泥沼になる
だからなにも知らなくていい

そんな八神じぶんのテリトリーを犯すことなく
けなげに純粋な気持ちをぶつけてくるこの男をかわいく想っていた

一方、本気で八神を想うこの男は
名前さえ聞いてくれないことが耐えきれなかった

「松原博道まつばらひろみち！！俺の名前です！」
吐き出すように自分の名前を告げる

口をふさぐようにキスをする八神

ばかばかしい…
湧き上がる感情に蓋をして博道を激しく抱く

果てた博道の寝顔を複雑な感情で見つめる…

なんでもスマートに、器用にこなせる男がみせる嫉妬や執着心

「4月の東京は…」で垣間見せていた八神の本質の部分が
今回、白日の下に晒されました

やっぱりイイ男だった♪
色気も兼ね備えた完璧な男性♡

博道さんの健気さも、抱かれている姿もかわいらしかった♡

巻末の読み切りにはぶったまげました！サプライズ！

3回ほど読んで意味がわかって
もう、たまらなく幸せな気持ちにさせてもらいました♪

欲をいえばもっともっとこのふたりのお話を読みたかったなぁ

「4月の東京は…」の和真と蓮のその後のお話もあります
これがもう…涙なしでは読めませんでした

たくさんのすれ違いや想いを抱えて生きてきたふたりが導いた結末
彼らに幸あれ！！と願わずにはいられません

「4月の東京は…」ぜひ読んでみてください！
超おすすめです！

上巻で八神と博道の出会いが読めます！