最高の小説家(1)/ 藤河るり  ネタバレ・感想

溺愛BL

【 最高の小説家(1) 】藤河るり

惚れこんだ作品と好きになってしまった作家のために
一肌脱ぎます!

クール美人な敏腕編集者 × スパダリなベストセラー作家
カップルのご紹介です♡
ほしか

セクシー豹変攻めにゾクゾク♡
ふだんクールな受けのエロかわいいギャップにしびれます♡

こんな方におススメ♪

  • 男らしくて色っぽい受けが大好き♪
  • 時に野獣化、時にあまあま溺愛攻めに興奮したい
  • しっかりストーリーを楽しみたい

えっち度
5.0

おおまかなあらすじ

伸び悩んでいる作家でも担当になれば見事にヒットさせる
社内でも一目置かれる敏腕編集者の倉田聡くらたさとし

作品のためならばどんな努力もいとわない

紳士的な振る舞いと見た目の良さで女性にもモテるが
小説以外は眼中にない

そんな小説バカの倉田が長い間ずーと焦がれている
正体不明のミステリー作家 円城寺尚えんじょうじなお

今日は円城寺の担当が定年退職をするということで
ふだんはめったに顔を出さないパーティーに参加しているという

彼の次の担当はまだ決まっていない
ずっと待ち望んでいた担当になれるチャンスだ!

うろうろと円城寺を探す倉田は
振り向きざまによろけてしまう

っ倒れる…!

そう思った瞬間
俳優かと思うほどの容姿を持つ男に抱きかかえられる

「君、名前は? シャンパンはどうかな?」
抱きかかえられながらキラキラの微笑みまじりで問いかけれられる倉田

は?なんだこのキザ男は…

「円城寺先生!」
声をかけられ、キザ男が応える

この男が円城寺尚!
驚く倉田


円城寺は小説を書くことをやめようとしていた
さびしげな笑顔をたたえながらそう話していた

書けなくなったわけではないのになぜ?

倉田は編集長に直談判して
円城寺が小説を書くことを説得できたら担当にしてもらうことを約束する


倉田は円城寺の元へおもむき説得を始める

だが円城寺は人に迷惑をかけてまで書きたくないと言う

迷惑?なんのことだ?
困惑する倉田

うっかりテーブルの上の書類を落としてしまった倉田
よく見るとそれは円城寺のヒット作の続編の構想だった

「ここまで細かく構想しているのにどうして執筆しないのですか?
書かずに迷惑をかけるより書いて迷惑をかけてください!」

倉田の熱意に負けて
不安げな表情を浮かべながらも書くことを承諾する円城寺


円城寺の原稿が上がる日がやってきた

編集長はなぜか泣きながら
原稿を受け取ったら振り向かず速攻で帰ってこいという

意味が分からない倉田だったが
傑作になる予感にドキドキと緊張しながら円城寺宅のドアのチャイムを鳴らす

出てきた円城寺の姿に驚く倉田

獣のように眼光鋭く
不穏な空気で息も荒い

「早く帰ってもらってもいいかな」
そう言いヨレヨレの状態でドアを閉めたが瞬間倒れるような音が

「先生!開けますよ」
ドアを開けて部屋へ入る倉田

「帰れっていったじゃないか」
そう言って力ずくで倉田に襲い掛かる円城寺

彼は脱稿の興奮でだれかれ構わず襲ってしまう
とんでもない悪癖の持ち主だった

感動ポイント

ふたりのはじめてはひどくて災難だったけど
円城寺先生の小説に惚れこんで
しだいに悪癖ごと本人を受け入れた倉田がめちゃくちゃかっこよかったです

しかもかっこいいのにエロかわいいなんて…
円城寺先生がベタ惚れしちゃうのも納得です

倉田にどんどん惹かれていく円城寺先生の想いとか
素っ気ない素振りするくせに実は照れてる倉田の表情とか

どんどん甘くなっていくストーリー展開にトキメキが止まりません♡
おたがいが惹かれあっていく過程がすごくいいです

紳士的な凛とした雰囲気なのに小説に関しては熱血漢
有能な担当者だけどえっちの時は色気たっぷり
そんな倉田のオンオフにギャップ萌え

さらっとかっこよく甘い言葉をささやくスパダリな円城寺が
余裕をなくす野獣化にゾクゾク

えっち濃厚な大人のラブを堪能したいならおすすめです!

倉田と会社の後輩君とのやり取りはクスッと笑えます

試し読みはこちら♪

最高の小説家(1)→試し読み♪

さらに深まるふたりの関係♡
続きはこちら

最高の小説家(2)→試し読み♪