いつか恋になるまで 上 / 倉橋トモ  ネタバレ・感想

溺愛BL

【 いつか恋になるまで 上 】倉橋トモ

相手を想うひたむきさが尊い
ピュアな恋心と抑えきれない執着心のギャップに悶絶


お兄ちゃん気質の男前 × 笑顔がかわいい肉食ワンコ 
幼なじみカップルのご紹介です♡
ほしか

幼なじみから恋人になるまでの
心理描写が秀逸♪

こんな方におススメ♪

  • ピュアで一途な純愛にムズキュンしたい
  • 焦がれる恋しさに胸締め付けられたい
  • 本気の恋をするトキメキとドキドキ感を味わいたい

えっち度
3.0

おおまかなあらすじ

幼なじみの千秋ちあき和馬かずま

両親を亡くしたともえを含めて3人
家族ぐるみで過ごす時間を共有してきた兄弟同然の関係だ

高校受験を控え、一緒に勉強をするために
和馬の部屋に泊まることにした千秋

夜、隣で眠っているはずの千秋の自慰に気がついて
声をかける和馬

「お前、デケーな」
ギュっとつかみ、まじまじと見つめ、負けを認める

「もしかしてもっとデカくなんの?」
千秋のモノをいじりはじめる

「和馬っ、やめっ・・・恥ずかしいから」
顔を赤らめうつむく千秋

こういうことをしなさそうな千秋の意外性に興奮する和馬は
「俺のも触って・・・ほら早く」

気持ち良さに顔が紅潮する和馬
それをみつめる千秋

「あ、いく」
ふたりとも高まりきったその時

「かずま・・・」
ふわっと和馬にキスをする千秋

「…なんでキスなんか」
和馬に問われうつむく千秋

・・・俺は恋をしている

感動ポイント

千秋の想いの深さに圧倒されました…

和馬への一途で揺るぐことない想いに
せつなさがこみあげます

和馬にとっての千秋は守ってやる弟のような
幼なじみというより兄弟という存在

その千秋からの突然の告白に苦悩したり
イライラしたりする

そのイライラの原因に和馬が気づく瞬間がもうっ…
キュンが止まらない♡

そんなふたりの恋心とか葛藤などの心理描写がていねいで
どんどんお話に引き込まれます

幼なじみから恋人になるまでの過程がすごく良くて
ブワッと感情高まります

幼なじみのピッタリくっついてる距離感が
かわいいくて微笑ましい感じから苦しいほどに…

ふたりの気持ちの揺れ具合が繊細に描かれています

和馬と千秋をあたたかく見守る
もうひとりの幼なじみともえの存在がすごく貴重

一番男前でたくましくて
とてもかっこいいです

恋する気持ちの昂ぶりを味わえる素敵なお話でした♪

試し読みはこちら♪

いつか恋になるまで(上)→試し読み♪

恋人になった和馬と千秋のその後はこちら

いつか恋になるまで(下)→試し読み♪

今回ご紹介の「いつか恋になるまで」は
『家族になろうよ』シリーズになります

家族になろうよ →試し読み♪

こちらが一番初めに発行されたお話で
「いつ恋」はその前日譚になります

わたしのおススメの読み順は

「いつか恋になるまで」

「明けても暮れてもー続いつか恋になるまで―」

「家族になろうよ」

この順番で読み進めるとより感動が深まると思います♪

明けても暮れても-続いつか恋になるまで-→試し読み♪